
ピラティスに年齢は無関係!老若男女ににオススメする理由
こんにちは。ウィメンズピラティス協会 代表の石原美香です。
健康のためにピラティスを始めようと思ったけれど、年齢的にもうきついかしら、と思っている人も多いかもしれません。この記事では、ピラティスが年齢を問わずおすすめできる理由を紹介します。




リハビリの手段として生まれたピラティス
ピラティスは、第一次大戦中、負傷兵等へのリハビリテーションとして活用されました。ピラティスはもともとゆったりとした動きでおこなうエクササイズであり、ピラティスを実践することで、理想的な姿勢と動作を学ぶことができます。
それによって慢性的な痛みの改善や障害の予防、運動パフォーマンスの向上からリハビリテーションまでを可能としています。そして正しい運動パターンを身体に癖をつけることにより、生活の質にまで広い範囲で影響を与えてくれます。
インナーマッスルを鍛えてアンチエイジングを
またピラティスで重視しているのが身体の深層部にあるといわれている筋肉、インナーマッスルです。身体の表面にある筋肉は動かしやすく鍛えるのも簡単ですが、身体の内部を鍛えるためには深層部のインナーマッスルにアプローチしなければいけません。
インナーマッスルは内臓や骨格を支えている筋肉であり、これを鍛えることで内蔵機能や身体の新陳代謝を活発にすることができるのです。
また、姿勢が悪くなると高齢者に多い腰痛や肩こりの原因になりますが、姿勢の維持にもインナーマッスルが大きな役割を果たすといわれています。さらに、インナーマッスルを鍛えて姿勢を正せば内臓も本来の機能を発揮することができます。
内臓は栄養を吸収して身体を動かすために大切な働きをしています。内臓のアンチエイジングは長く健康いるためには欠かすことができません。若々しく見える体型の秘訣は筋力と基礎代謝のキープです。
ピラティスは最小限の身体の負荷でも健康に貢献してくれる、年齢を問わず取り組めるエクササイズです。
胸式呼吸でリフレッシュ
ピラティスの呼吸法は、胸式呼吸といって、肋骨を広げて肺に空気を取り込みます。胸式呼吸は内臓機能や体の組織を活性化する働きを持っており、呼吸だけでも良い影響を与えると言われています。呼吸をするたびに胸の空間を押し広げるため、その周りの骨や筋肉を動かして、柔軟にします。
また、酸素が隅々に行き渡り、新陳代謝を活性化させる効果も期待できます。呼吸自体が体に負荷をかけることがないため、年配の方でも十分に実践できます。
若い方、アスリートにも最適
これまで、高齢者にもよいと書いてきましたが、もちろん、若い人やアスリートにも最適です。アスリートでも体幹トレーニングにピラティスを取り入れるケースが増えています。
ピラティスとヨガは非常に似ている印象ですが、違いは下記のとおりです。
・ヨガは呼吸とストレッチに重点をおきながら、筋肉を強化します。そして心と身体のバランスを整えるのが目的です。
・ピラティスは、リハビリテーションの技術を体系化したトレーニング手法で、正しい骨格を意識しながら、体幹の筋肉を整えることに重点を置いています。
つまり、スポーツに重要な体幹を鍛え、正しい姿勢を身に着ける、そんな目的でもヨガやピラティスは有効です。
興味を持ったら一歩踏み出しましょう
この記事では、ピラティスが年齢を問わずおすすめできるエクササイズである理由を紹介しました。
ピラティスは、リハビリの技術を体系化したトレーニング手法です。最小限の身体の負荷でも健康に貢献してくれるので、年配の方の健康維持・アンチエイジングに有効です。また若い方の基礎トレーニングなどにもとても役立ちます。
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ウィメンズピラティス協会 代表理事:石原美香が直接指導!
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