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ピラティスのバレルはどう使う?値段はどれくらい?

こんにちは。
ウィメンズピラティス協会 代表の石原美香です。
ピラティスにはさまざまな器具がありますが、その中で、「バレル」と呼ばれるアーチ状の器具があります。バレルにはいくつか種類があり、それぞれの特徴を生かし、エクササイズを楽しむことができます!

目次

バレルには3つの種類がある!

バレル(Barrel)とは、「樽」を意味しています。バレルには3つの種類があります。
ラダー・バレル、アーク・バレル、スパイン・コレクターです。
アーチ状の部分を活用し、背骨を丸めたり、反ったり、さらに、背骨をねじる動きや横へ曲げる動きなどを行うことができます。3つのバレル、それぞれどんな特徴があり、どんな効果が得られるのかをご紹介します。

1.ラダー・バレル

ラダー(Ladder)とは、「はしご」のことです。そしてバレル(barrel)とは「樽」を意味します。ラダー・バレルは、はしごと樽を組み合わせた器具です。
3種類のバレルの中で、一番大きい器具が「ラダー・バレル」です。体格や目的に応じ、はしごの部分と樽の部分の距離を調整してエクササイズを行うことができます。

ラダー・バレルの特徴は、足のストレッチや背骨のダイナミックな動きを引き出せる点です。また、バランス力やコントロール力が求められるようなレベルの高いエクササイズにもチャレンジできます。

2.スパイン・コレクター

スパイン(Spine)とは、「背骨」のことです。そして、コレクター(Corrector)は「修正する」という意味があります。アーク・バレルと比べると、一回り大きく、カーブの角度も強くなります。
横から見ると、まるでクジラのような形をしていて、クジラの尾びれにあたる部分は「ステップ台」と呼ばれています。このステップ台に腰かけて座ることで、股関節への配慮ができる構造にもなっています。座る時に足の付け根が痛い方や、苦しいと感じる方にとっては、最適な器具でしょう。

また、スパイン・コレクターには、ハンドル(取っ手)が付いているのも特徴の一つです。アーク・バレルやラダー・バレルには、ハンドルが付いていません。そのため、スパイン・コレクターならではのエクササイズが、いくつかあります。

3.アーク・バレル

アークとは、「弧を描いた」という意味です。ラダー・バレルやスパイン・コレクターと比べ、緩やかなカーブを持ち、バレルの頂点の面積が広いのが特徴です。
身長が低い方の場合、スパイン・コレクターだと実施できないエクササイズがあります。しかし、アーク・バレルを使えば、緩やかなカーブによって、誰でもエクササイズを実施できます。

また、アーク・バレルは、ピラティスマットの上に置き、エクササイズを行うことができます。3種類のバレルの中でも一番小さく、持ち運びも簡単です。そのため、お客様のご自宅などへ出向く訪問型レッスンでも活用できる器具でしょう。保管スペースもコンパクトに済むため、スタジオ内に複数のアーク・バレルを準備しておくこともできます。

バレルの値段は、種類によって5~40万円と幅がある

バレルの種類によって値段は異なります。ラダー・バレルが30~40万円程度、スパイン・コレクターは6~20万円程度、アーク・バレルが5万円前後です。メーカーによって値段はさまざまでしょう。

3つのバレルを使い分けることにより、理想的な姿勢へ導くことができます。私のスタジオにはスパイン・コレクターとアーク・バレルがあります。アーチ部分に背中を預け、呼吸をすると本当に気持ち良いので、毎日の私の日課になっています。もう手離せません!

ピラティスはさまざまな器具があるので、自分の身体に合わせて器具を選択し、最適なエクササイズを楽しんでください。

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